令和六年 鵺退治

令和六年 出陣 鵺退治 ぬえたいじ 平安の頃。近衛天皇は毎晩丑の刻になると酷く発作を起こす奇怪な現象に悩まされており、原因究明の勅命を受けた源頼政は深夜に弓矢を携えて、郎党の猪 早太と紫宸殿で待ち構えた。 やがておびただ […]

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令和五年 三日月祈願 山中鹿之助

令和五年 出陣 三日月祈願 山中鹿之助 みかづききがん やまなかしかのすけ 戦国の世。出雲国(島根県東部)一円で大きな勢力を誇った尼子氏は、当主 尼子晴久の死により衰退し、ついには安芸国(広島県西部)毛利元就の軍門に降り […]

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令和四年 豪傑武松 猛虎退治

令和四年 出陣 豪傑武松 猛虎退治 (ごうけつぶしょうもうこたいじ) 水滸伝は百八星のひとり、武松。素手の喧嘩が滅法強く、浴びるほど酒を飲むのが大好きな、身の丈八尺もある大男だ。 武松は故郷に帰ろうと、景陽岡という峠に差 […]

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令和元年 大森彦七と千早姫

令和元年 出陣 大森彦七と千早姫 (おおもりひこしち と ちはやひめ)  南北朝時代。湊川の戦いで南朝側の名将 楠木正成を討ち取った大森彦七は、その後、自分の領地である四国 伊予(現在の愛媛県)に戻っていた。 ある日、彦 […]

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平成三十年 大海原の神 金毘羅大権現

平成三十年 出陣 大海原の神 金毘羅大権現 (おおうなばらのかみ こんぴらだいごんげん)  海上交通の守護神として、古くより漁師や船員などから、多くの信仰を集める金毘羅大権現。 またの名を薬師十二神将『宮比羅』。亥の神で […]

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平成二十九年 岩見重太郎 狒々退治

平成二十九年 出陣 岩見重太郎 狒々退治 (いわみじゅうたろう ひひたいじ)  岩見重太郎(いわみじゅうたろう)は、父の仇討ちのため旅に出たが道中負傷し、通りがかりの村人の家で介抱された。数日で回復し、村人も喜んだが、ど […]

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平成二十八年 海神と山幸彦

平成二十八年 出陣 海神と山幸彦 (わだつみとやまさちひこ) 昔々・・・兄の海幸彦(うみさちひこ)から借りた釣針を無くした弟の山幸彦(やまさちひこ)は、どうすることもできず困り果て、海岸に座り込んでいた。そこへ突如現れた […]

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平成二十七年 三国志より 張飛長坂橋に吼える

平成二十七年 出陣 三国志より 張飛長坂橋に吼える (ちょうひちょうはんばしにほえる)  桃園の誓いで劉備・関羽と義兄弟の契りを結んだ、中国 三国時代の豪傑 張飛翼徳は、一人で一万の兵に匹敵するといわれる程の勇猛さで、多 […]

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平成二十六年 雷神

平成二十六年 出陣 雷神 (らいじん) 太古より、自然は人々に豊かな恵みと潤いをもたらして来た。その一方で、容赦なく天災を引き起こす、怖れの対象でもあった。それ故、自然には多くの神々が存在すると考えられ、雷に宿る雷神は、 […]

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平成二十五年 京 市原野 鬼同丸と綱

平成二十五年 出陣 京 市原野 鬼同丸と綱 (きょう いちはらの きどうまるとつな)  平安の昔、名将源頼光(みなもとのらいこう)は、四天王と数人の家来を従え鞍馬詣に出かけ、その帰り道、京都の北 市原野(いちはらの)に差 […]

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