【本日の10時セリ!!(ミズダコ)】
おはようございます。
本日は、ミズダコをご紹介します。
写真は、生きている為にネットで覆ってあります。
オスで大きいものは、全長3メートルを超え、体重も10キロ以上になります。
八腕形目マダコ科の中で世界最大のタコです。
水深50?100メートルの水深で木の枝や古タイヤ、土管などに5?6月ごろに約2万5千粒くらいの卵を産みます。
1ヶ月もすると子ダコが孵化します。それまで母ダコはその場をはなれることなく、何も食べずに卵を守り、新鮮な海水を吹きかけたり、卵を磨いたりします。子ダコの孵化が終ったときに母ダコは大抵餓死するそうです。
「母の愛は強し」ですね。
食し方ですが、一般的には酢だこに使われます。
近年では、薄切りにした刺身や、鮨ダネに使用するときは、身が水っぽいため、茹でてから使われるケースが多いです。
皮膚がゆるく身が柔らかいため、薄切りにしてから、お湯にくぐらせて食すシャブシャブも人気です。
吸盤はコリコリとした食感で美味ですよね。
吸盤は例外なく2列で少ないものでも、足1本に100個はあるそうです。
タコは日本人に、とても愛されている食べ物ですが、アメリカやヨーロッパ圏では、あまり食されることがありません。
西欧では大ダコをクラーゲン(海魔)と言い、恐れられているからでしょう。
タコの語源は「多股」からきているという説が有力です。
最後に一句!
このタコと 言ったら最後 タコ殴り (詠み人 「普段静かな人ほど怖いよね。」さん)