【今日の10時セリ!!(ホッケ)】

今日の10時せりはカサゴ目アイナメ科ホッケが大漁でした。発砲スチロールに7?入り、今日は200ケース入ってきました。その様子を撮ったものが次の写真です。

 

ホッケという呼び名は標準和名ですが、室蘭や青森ではそれぞれ「タラバホッケ」「ホッキ」と呼ぶ場合もあります。体長が26?28cmのものは満2歳、28?32cmのものは満3歳なのですが、2?3歳でほとんどのものが成熟し産卵します。産卵期は北海道周辺では9月中旬から12月中旬頃で、桜の開花とは逆で、北に早く、南に遅い傾向があります。

北海道でニシン漁が盛んであった第二次世界大戦(1939年?1945年)前、ホッケはニシンの卵を食う害魚として扱われていました。また、その体色や頭部の形態から「ネズミザカナ」とも呼ばれ、鮮度が低下しやすいこともあって、まずい魚の代表としてほとんど漁獲されていませんでした。しかし第二次世界大戦によって食糧難が訪れると、配給物資として注目され、急激に漁獲量が増加し現在に至っています。ホッケはこのような背景がある魚なのです。

4月25日 ホテル青森 13:00?17:00

4月26日 八戸で今年最後のガイダンスを行います。

最後に一句!!

散々に 扱われたけど 一念発起(ホッキ) (詠み人 新人4号)