【食卓の人気者(ホッケ)】

皆様こんにちは

本日はホッケを紹介いたします。(画像は青森県産です。)

ホッケの旬は春〜初夏とされ、今が旬の時期ですね。

また、テレビの難読漢字クイズ番組などですっかり有名になりましたが、

ホッケの漢字は「魚へんに花」(𩸽)と書きます。なんと美しい。

その由来は、ホッケの稚魚にあります。

成魚になれば画像ように黒みがかった茶色をしています。

脂乗りがいいと薄い茶色・橙色がかることもあります。

しかし、ホッケの稚魚はなんと青緑色をしており、宝石のようにキラキラと光が反射します。

なかなかお目にかかれない激レアな稚魚ですが、

インターネットに画像がたくさんあります。気になったら見てみてください。

あまりの美しさ、可愛さに驚きます。「魚へんに花」の由来とされています。

弊社料理人、ジョニー氏から聞きましたが、

昔は農家の軒先にホッケをたくさん吊るしていたそうです。

ホッケのカーテンは季節の風景で、そのホッケで飯鮨を作り、

農作業のお手伝いに来てくれた方への振る舞いとして、差し上げたそうです。

市場にはホッケの木箱がずらりと並び、お客様が

100〜200箱程、当たり前に買っていってくださったようです。

私はそんな風景は全く見たことがなく、

現在ではそんな風景は想像もできませんが

ホッケは今でも親しまれている魚です。

夕ご飯魚料理の代表格、塩焼きやみりん漬け焼きとくれば、ホッケの出番です。

焼きたてはホクホクの身を楽しめます。ご飯の御伴として嬉しいおかずです。

煮付けても美味です。

本日の晩御飯はホッケはいかがでしょうか?

弊社、明日は市場休でございます。