【もうすぐ旬(エゾイソアイナメ)】

皆様こんにちは。

気温も秋めいて来ました。

朝や夜は寒いですが、日中はまだまだ暑いので、

寒暖差による体調変化には十分お気をつけください。

さて、本日はエゾイソアイナメを紹介致します。

(画像は青森県産です。)

青森市場では表題のエゾイソアイナメという名前より、

「ドンコ」という名前で呼ばれています。

実はタラのお仲間です。写真では見づらいですが、

口元に小さなあごひげらしきものもチョロリと伸びています。

全体的に濃い茶色をしており、くりっとしたつぶらな目が可愛らしいです。

腹部近くはほのかに青みを帯びています。

ウロコも持っていますが、柔らかく取り除くのは比較的容易です。

鱗取りより、金だわしのほうがうまく取れてくれます。

旬はこれからの時期、晩秋〜冬(11月〜3月付近)と言われています。

水分を含んでいるので、骨も身も柔らかいのが特徴。

この特徴が故か、加熱料理に向きます。

クセも全くと言っていい程なく、味付する料理に打ってつけです。

プルプルとした身は程良くほぐれ、煮付けや鍋の味付にマッチします。

そして、冬にかけて寒くなると、肝の価値が高まります。

この肝と身の真価を最大限に発揮する料理がみそ汁です。

弊社料理人ジョニー氏も太鼓判。味噌と肝の調和が素晴らしいと絶賛です。

これから美味しくなるドンコ。楽しみです。