【甲を持つイカ(コウイカ)】

皆様こんにちは。本日はコウイカを紹介致します。

(画像は青森県産です。)

変わった形のイカです。

我々が目にするイカは、胴が長く、先端が尖っている

ヤリイカやスルメイカのような形ですが、

このイカはふっくらと丸いですね。

実はこの部分に石灰質の貝殻(甲)のようなものがあり、

これが名前の由来になっています。

胴の部分には波型の縞模様があり、虎斑(とらふ)と呼ばれています。

カックイイ名前ですね。

また、他の足と比べるととびぬけて長い2本の足(触腕)があり、

獲物を捕らえます。

甲の先には、短いとげ状の突起があり、

これによりハリイカと呼ばれることもあります。

大変味わいが良く、かなりの高値で取引されます。

高級割烹料理店やすし店でお目にかかれるイカです。

イカ特有のねっとりとした旨味と甘みが

存分に味わえ、刺身、寿司ネタは天にも昇る一品です。

加熱するとねっとり感は弱まりますが、イカ特有の甘味、旨味がより強まり、

ため息ものの味わいです。