【青森では珍しい(ヤナギノマイ)】
皆様こんにちは。
非常に過ごしやすい季節ですね。
暑くなく、寒くもなく。晴れの日も多く、気分も良し。
本日はあいにくの曇り空…
さて、本日は「ヤナギノマイ」を紹介致します。
(画像は北海道産です)
スゴイ名前ですね。柳の舞。カッコイイです。
主な産地は北海道で、現地では非常に馴染み深い種です。
青森にもこうして入ってきますが、あまり量は多くないです。
およそ30cm前後になる魚で、黄色やオレンジ色をしており、
目を引きます。
足のはやい魚で、産地以外での生食はあまりされませんが、
煮付け、塩焼き、汁物など用途豊富です。
しかもお手頃価格の為、北国を代表する大衆魚です。
クセも全くなく、身離れも良いため、味を付ける加熱料理にも重宝します。
メバルに味わいが似ており、特に煮付けは見た目も味も瓜二つです。
別名「キメバル」と呼ぶ地域もあるほどです。
青森では滅多にみられない魚ですが、
もしも見かけたら、ぜひチャレンジしてみてください。
…そういえば、先ほども申し上げた、傷みやすい事を「足がはやい」と言いますが、
なんでこんな表現なのでしょうか?
諸説あるうちの1つですが、
昔、クール運送技術が無かった時代、飛脚が桶に魚や食材を入れて運びました。
新鮮なうちに届けないといけない為、足が速い人が魚を運んでいました。
しかし、傷みやすい物はモノスゴク足の速い飛脚が運んでも、届くころには鮮度が落ちていました。
このことから、「飛脚が走るより早く傷んでしまう」事より、
傷みやすい食材を「足がはやい」食材と言うようになった説があります。
面白いですね。
弊社、明日は休場日でございます。