【夏の白身と言えばこの魚でしょう。(アイナメ)】
皆様こんにちは。
今年の夏は、自分の体感ですが、従来と比べると
涼しいような気がします。
ですが、湿気はやはり高いですね。
涼しいといっても、気温は高いので、しっかり栄養と水分を取り、
熱中症には十分ご注意下さい。
さて、本日はアイナメを紹介致します。
画像は青森県産です。
夏の白身を代表する魚と言え、脂のりは申し分なし。
アブラメの別名の通り、上品な脂を湛えています。
味が良いためか、少々値も張ります。
スーパーではあまり見かけませんな。
料理店などでは、結構見かける魚です。
今は少し薄い茶色ですが、産卵期(冬頃)は雄が縄張りを持ち、
メスに求愛行動をし、産卵の後、オスが卵を守ります。
産卵期に近づくと、オスの体色が変わり、黄色っぽくなります。
産卵期真っ只中になると、それはそれは
はっきりくっきりとした黄色になります。
鱗は小さく、鱗引きではなく、金ブラシなどの方が取りやすいです。
小骨も無く、淡白ながら、旨味があります。
皮にも旨味、脂が多く、是非とも残して調理したいです。
足が速い魚ですが、刺身は絶品。
豊かな旨味、脂の甘味が感じられる食べ方です。
焼き物にも優れ、塩焼きはもちろんですが、
ムニエルはそれ以上に美味しいと思います。
汁物や洋料理にも向きます。
弊社、明日は休場日でございます。