【まさにこれから!(ハタハタ)】
皆様こんにちは。
今朝は青森市冷え込みました。
日中はまだまだ暖かく、過ごしやすいですが、
秋真っ只中と思っているとあっという間に寒くなり、
冬に突入し、雪が降って来ます。
体調には十分お気を付け下さいネ。
さて、本日はハタハタを紹介致します。(画像は山形産です)
日本海の冬は大荒れ、風も雪も激しく、非常に厳しい大嵐になります。
この時期、ハタハタは産卵の為、岸に大量に押し寄せます。
上の事象はハタハタの名前の由来ともなっていますね。
雷鳴轟く激しい大嵐のときにやってくるため、
魚篇に雷の字があてられています。
(名産地である秋田県ではカミナリウオとも呼ばれています)
見た目ツルツルしてるハタハタ、
身肉もホロホロツルツルとした独特な食感で、
骨離れが良く、大変美味です。
田楽や唐揚げ、煮つけや天ぷらにして美味です。
そして、「ぶりこ」と呼ばれる卵も、皮は厚く、弾力があり、
噛むとバリボリ、ブチブチ、ギュッギュ、と何とも言えぬ硬い歯応えがあり、
根強い人気を誇ります。現在はめったに食べられないですね。
口でちっちゃな風船が破裂したような感じでしょうか?
昔青森では、駄菓子屋などでハタハタの卵が売られていたそうで、
子供達のおやつだったそうです。
ガムの代用品として、噛んでいたというお話も聞きました。
冬、寒風吹き荒ぶ嵐の季節になったら、
秋田や陸奥湾で美味しいハタハタが揚がってくることを期待しましょう!