【すじこが食べたくなります。(サケ)】

こんにちは。

今回ご紹介する魚は「サケ」です。

先日、10時競りで二匹寄り添って居たところを激写。

サケ(シロザケ)は別名がたくさんあります。

今の時季に獲れるものは「アキサケ」「ブナザケ」等と呼びます。

同じサケでも母川に回帰する前の卵巣や精巣が未成熟のものを「ケイジ(鮭児)」と言い、

こちらは1万尾に1〜2尾という割合でしか獲れない珍しいものです。

そして、春から初夏にかけて沿岸に回遊してきたものを「トキシラズ(時不知)」と呼びます。

サケは体の背面に明瞭な黒点が無く、尾鰭に放射状の銀色線が入っていることで他種と区別できます。

日本では九州北部以北の日本海、利根川水系以北の太平洋沿岸の河川に遡上し、

定置網などで漁獲されます。

川で生まれて5cmほどになると川を下り、3〜5年海で過ごした後、

産卵のために再び生まれた川に戻ってくる、母川回帰の習性があります。

この回帰習性は、沿岸に近づいてから生まれた川の臭いでわかるという「臭覚回帰説」、

太陽の位置などを目安に帰る 「太陽コンパス説」、そのほかに「地磁気説」、「海流説」などがあります。

名前の由来の1つに『身がさけやすい』からサケとなったという説がありますが、

確かにサケフレークなど、身をほぐした食べ方が多い気がしますね^^