【真鱈子・食べ比べです。】
こんにちは。
昨日のトピックスの真鱈子醤油漬けを
作ってくれた、弊社鮮魚担当料理人曰く
「写真のは、真子で作ったものです」と。
真鱈子だから真子じゃないの?
ん?どういうこと??と思っていましたら
こういうことだそうです。
真鱈子には、真子と水子、二種類あるのです。
真子は、未成熟の子で、黒っぽい袋にしっかりくるまれています。お腹を裂いても袋のままで取り出し易く、
粒が小さくきめ細かく、味が入り易いです。
それに対して水子は、成熟した子(産卵寸前)のことで、お腹を裂いた時、流れ出してしまうこともあります。
粒がしっかりしていて、パラパラした食感、味は入りにくいです。
左の写真が水子で作ったもの。卵の吸い込みが悪く味が入りにくいのでコンブ多めに加えてます。
いくらか水っぽく見えますが、食感はジャワジャワ?パラパラ?
右の写真がプロの仕出し屋さんが、自家製調味液で漬けた真子です。
真子は、しっかりと醤油味がきいていて、ご飯がどんどんすすんでしまいそう。食感はサラリとしています。
水子は、味が薄いがコンブの旨みとプチプチ食感が良いアクセントになっています。
どちらがいいかはその人の好みにもよりますが、どちらも美味しいです。