【本日の10時セリ!!(ヒガンフグ)】
今日はフグ目フグ科トラフグ属ヒガンフグです。 写真は、青森県むつ湾産です。 写真のヒガンフグは約30cm・600gと、見るからに大きいヤツでした。 春の彼岸の頃によく獲れることから、漢字では「彼岸河豚」と書きます。 本当は春彼岸のタイミングで紹介したかったのですが、 今年の春彼岸は3月17?23日でしたので、ちょっとずれてしまい、残念です。 お腹以外の体全体が黄色っぽい体色で、多数の黒色斑点があります。 目の周りが赤っぽいことから「アカメフグ」とも呼ばれています。 ラブリーな顔をアップで撮影しようと、フグに手を伸ばそうとしたところ、 『それ、皮にも毒があるから触っちゃダメだぞ』と、注意されてしまいました。 そう、ヒガンフグは卵巣と肝臓に猛毒、皮膚と腸は強毒、精巣にも弱毒を持っていると、 以前HPでも紹介していたのにうっかりしていました。 フグの種類によっては、皮に毒の無いものもありますが、触れる機会があっても注意が必要です。 また、くれぐれも調理の際は、ふぐ調理師免許をお持ちの方以外は絶対に調理しないで下さい。