【本日の10時セリ!!(イズカサゴ)】

こんにちは。 本日は、カサゴ目フサカサゴ科フサカサゴ属のイズカサゴをご紹介します。 写真は青森県むつ湾産で全長が27センチでございました。 磯魚で釣りの対象魚としても人気がありますが、背ビレのトゲは鋭く、毒があると言われております。 釣り上げた時は、とにかくヒレに触れないようにし、持ち上げるときは、親指を口の中に入れて、 下顎を掴むようにし、なるべく早く背ビレや胸鰭をハサミなどでカットすることをお勧めします。 フサカサゴ類の見分けは難しいと思いますが、体表に白い斑点があること、 各ヒレに赤黒い独特の小さなマークがあることでイズカサゴと判別できます。 冷たく深い海に生息するイズカサゴの身は、白身で引き締まっており大変美味だそうです。 刺身やから揚げ、焼き魚や煮魚に向き、胸ビレの先端をハサミで切ったモノをさっとあぶって熱燗を注ぎ、 ヒレ酒にして楽しむ方法もあるそうです。 <注意事項> カサゴ類は、ヒレに毒を持つモノと持たないモノがありますが、どちらにしても、 ヒレは大変鋭く危険ですから、とにかく釣り上げた後の手当てが肝心です。 先日、知り合いがカサゴ目オニオコゼ科オニオコゼ属のオニオコゼに、 ちょっとした気の緩みから、背ビレに指を刺してしまい、 指先から手首まで痛みが走り、病院に直行、注射・点滴・お薬を処方されたそうです。 本当に痛いらしいですから、ご注意下さい。 以前掲載したオニオコゼはコチラ