【本日の10時セリ!!(シマソイ)】

本日は、カサゴ目フサカサゴ科メバル属のシマソイをご紹介します。 写真は青森県むつ湾産で体長28センチです。 特徴は、なんといっても体側に2本の黒い縦帯縞が入っていることです。 (縦縞の雰囲気が似ている、オオクチイシナギの幼魚と間違える方もいるそうです。) クロソイを除いたソイ類は、両眼の間が大きく、くぼんでいます。 体色がアイボリーっぽい色合いから、地域によっては、黄色いソイで「キソイ」と呼んでいるところもあるそうです。 シマソイの背ビレには、毒があるため、釣り上げた場合は細心の注意が必要です。 調理する前にキッチンバサミ等で切り落としてからおろすのが、無難であると思います。 ソイ類の背ビレのトゲは大変鋭いので、まず切り落とすかそぎ落としてから調理に取り掛かりましょう。 (なめてかかると、大変痛い思いをしますよ?。シマソイのみ毒があると言われていますが、  他のソイの背ビレが手に刺さっても、2?3日ピリピリと痛みを私は感じます。) 刺身、塩焼き、煮付けなどにすると大変美味です。 フサカサゴ科の魚は、脂のノリが良い上に身離れも良いので、どのような食べ方をしても美味しいです。 春先になると卵胎生ゆえ、お腹に赤ちゃんが入っていますので、釣り上げても驚かないでください。 (できれば、リリースして頂けると幸いです。) 以前掲載したクロソイはコチラ 以前掲載した雰囲気が似ているオオクチイシナギの幼魚はコチラ