【本日の10時セリ!!(オオクチイシナギ)】
おはようございます。 本日は、スズキ目スズキ亜目イシナギ科イシナギ属のオオクチイシナギをご紹介します。 写真は、青森県陸奥湾産で27センチです。(かなり小さいです。) 青森では『オオヨ』、全国的に『イシナギ』と呼ばれています。 (この他の呼び名は、「イシアラ」「オヨ」「マイマイ」「シマダイ」「オキアマギ」「オオイオ」など) 体が黒い褐色で体側に5本ほど白いラインがありますが、 成長するにしたがって、白いラインは、薄くなるか、無くなります。 小さい時(写真ぐらいのサイズを含む。)は、沿岸などで見られますが、 成魚になると、水深400?600メートルの岩礁域に生息します。 大きなモノは体長2メートルで重量は100キロほどになるそうです。 旬は夏で、白身に脂が多いのですが、塩焼きやバター焼きのほか、刺身や鍋物、煮付けなどに合います。 味がよいとされるのは、小型?中型で2?3キロサイズがよいとされています。 大型になると肝臓に多量のビタミンAが含まれ、 あまり多く食べると頭痛や皮膚の剥離といったビタミンA過剰症になるおそれがあるので注意が必要です。 食品衛生法で肝臓が食用禁止のため、生産者である漁師さんが、肝臓を取り出して出荷するか、 中央市場で肝臓を取り出して販売します。 釣り上げたとしても、肝臓は食さないでください。 (肝臓がどれだか?分からない方は、とにかく内臓を全て除去して食して下さい。)