【とにかく、デッカイ!!(サザエ)】

おはようございます。 本日は、腹足目サザエ科のサザエをご紹介します。 写真のサザエは、青森県西津軽郡深浦町の久六島産です。(きゅうろくとう きゅうろくじま) 久六島とは、青森県西津軽郡深浦町の最西端に位置した無人島でして、 舮作漁港より西約30キロ沖合に位置しております。 この島は、三つの岩礁帯からなり、海底は起伏の激しい岩礁が、広い範囲で続いているそうです。 写真をご覧頂ければお分かりかと存じますが、とにかく大きいのです。(1個300g?400gあります。) 久六島周辺は湧昇流の影響でプランクトンが豊富で、サザエやアワビは通常の倍以上のサイズとなり、 特にサザエは久六ブランドとして、地元青森では有名です。 サザエは雌雄異体だそうですが、外見からの判断は不可能だそうです。 サザエの好む波の荒い外洋の岩礁にすむと、サザエ特有のトゲトゲがでやすく、 波の静かなテトラポットなどがある環境に育つと、このトゲトゲが出ません。 つまり、波の荒いところでは、トゲトゲが無いと波にさらわれて転がるので、 つっかえ棒のような役目の為に、トゲトゲができるようです。 ですから、獲ってきたトゲトゲの長いサザエを水槽などで飼育し続けると、 新しくできたトゲトゲは短いか、トゲトゲが生えないそうです。 食し方は、刺身・味噌漬・つぼ焼き・串揚げ・味噌汁・炊き込み御飯・なめろうなどでどうぞ。 ちなみになめろうは、アジのなめろうと異なり、長ネギや生姜、オオバを混ぜずに、 味噌だけで混ぜ合わせると、磯の香りがして大変美味しいです。 これから夏が到来します。海水浴の時に磯の香りを楽しむのには、サザエがもってコイだと思います。 ぜひ、お試し下さい。