【本日の10時セリ!!(クルマエビ)】

おはようございます。 本日は、十脚目クルマエビ科クルマエビ属のクルマエビをご紹介します。 写真は、青森県陸奥湾産、全長19センチです。 クルマエビ科の大型種で、エビ類の水産上、最重要種とされています。 大きなモノだと25センチを超えるモノもいるそうです。 呼び方が大きさによって異なり、15?以上を「クルマエビ」、10?15?を「マキ」、それより小さいと「サイマキ」、そして20?以上だと「大車」と言うそうです。 この呼び方と規格は、各地域によって微妙に異なりますが、 15センチ以上でなければクルマエビとは呼ばないようです。 やや小ぶりのものが美味しいと言われますが、大きいほうが独特の旨みがあるとも言われ、 鮨にするか天ぷらにするか料理によっても違ってくる上に、お店によって好みの大きさも異なるため、 一概に大きさだけでは美味しさは決まらないようです。 共通しているのは、クルマエビがエビの中で最も味が良いといわれており、 「姿のイセエビ、味のクルマエビ」と言われるくらいです。 旨み成分であるグリシンというアミノ酸が他の魚介類よりダントツに多いのです。 また、クルマエビは養殖物でも天然物とあまり味に差が出ないため、 1960年代から養殖も盛んに行なわれるようになったということです。 天然物よりも養殖物の方が高値になったりすることも、あるそうです。 クルマエビの旬は、4月?9月頃までと比較的長いです。 エビ類はヒトテマ加えると甘みや甘みが増す食品です。 火であぶる、茹でる、蒸す、冷水につける、そのヒトテマで美味しさが増しますので、一度お試しください。