【お嫁に行きました・・・。(ヒラメ)】

こんにちは。 魚を生きたまま運ぶ時はどうしているのですか?というご質問を頂きましたので、 本日は、カレイ目ヒラメ科のヒラメを活(生きたままの状態)のまま搬送する方法をご紹介します。 写真のヒラメは、大分県産の養殖です。1匹あたり600グラム?1.6キロあります。 弊社には、9つの大きな水槽がありその中に常時、活の魚介類がいます。 こちらは、これから遠方へ送るために紫外線殺菌された海水を厚手のビニール袋に入れ、ヒラメを入れて、 酸素を注入し、ダンボール箱に入れてお嫁に出します。 【写真左】コチラが5枚で5.5キロです。 【写真右】ビニールに海水とヒラメを入れます。 【写真左】風船を膨らませる要領で酸素を注入します。酸素が見る見る入っていきます。 【写真右】パンパンにまで膨らみました。注入直後ゆえ、くもって見えますが、時間が経つと透明度が増します。 【写真左】これを、そ?っとダンボール箱に詰めます。 【写真右】このような状態にして運びます。 今回ご紹介した搬送方法は、12時間以内に目的地へ到着できるところに搬送する場合のやり方です。 これより時間が延びるに従って、ポンプを付けたり、水槽に入れて運んだりと方法が異なってきます。 担当者曰く、何をするにも生きている魚を動かす時は、そ?っと動かさないとストレスで弱ったり、 ヒラメの場合お腹側(無眼側)が赤くなったりするそうです。 (う?ん。ヒラメさんも担当者も大変そうですね。) 食べていただける消費者の皆さんに喜んで頂けたら、幸いですね。