【本日は、雑談です。】
こんにちは。
節分も過ぎて、暦の上では春ですが、青森は相変わらず雪が降っています。
今朝は、この冬一番ではないかと思うほど路面が凍結しており、
朝から冷や汗をかくほどのスリルを味わって出勤となりました。
そして本日は雑談です。テーマは『顔に出る』です。
先日、ガラス製品の販売と見学を行っている工房へ行った時、
グラスの「実演販売」のような事をしておりました。
実演販売のおじさんが、テーブルに置いた鏡の上にグラスを落として見せました。
割れることも欠けることもなかったのですが、すごく大きな音がしたので、
ビックリして思わず「おおぉぅー!」と、声が出てしまいました。
グラスを倒しても簡単に倒れることもなく、熱いお湯でも割れることはない等の
巧みなトークで私の購買意欲はかなり上昇していました。
おそらく大人数の中で、私は真剣に考えている顔をしていたのではないかと思われます。
商売の経験なのか勘なのか、「こいつ、買うかも」というのを察知した実演販売のおじさんは、
私だけにセールストークを始めてきました。
「めったなことでは割れないよ」
「この色はここにしか置いてないよ」
しかし、値段の高さ、実用性を冷静に考えると「どうかな?」という気持ちになってきました。
購買意欲が下落した私は、明らかに私へ話し掛けてるおじさんの声が聞こえないふりをして、
その場から「ささーっ」と立ち去るしかありませんでした。
おじさんには、ビックリしたり、感心して話を聞いている私の顔に『カモ』
という文字が見えたのかも知れません。
<余談>
先日、美術館に行く機会があり、絵の前にぼーっと立っていただけなのですが、
美術館の入り口に座っていたおじさんが、親切にその絵の説明をして下さいました。
何も考えず立っていただけなんですが、おじさんには真剣に絵に見入っている様に
見えたのかも知れません…。