【大雪ですが・・・春を告げる??(ニシン)】
こんにちは。 本日は、ニシン目ニシン科ニシン属のニシンをご紹介します。 写真は、北海道士別産で1匹200グラム前後のニシンです。 かつては春を告げる魚の代表格として親しまれていましたが、 現在は国産のニシンの漁獲量が減り、貴重な存在になってしまいました。 ニシン属は、ニシンとタイセイヨウニシンの2種のみが知られており、大きいモノは40センチほどになります。 同じニシン科のマイワシと比較すると体高が高く、体やヒレに黒いハンテンがないことで区別できます。 ニシンは、加工食品に用いられることが多い魚です。 塩ニシン・糠ニシン・燻製ニシン・ミガキニシン・切り込み(ニシンの麹漬け)ニシンのオイル漬け・ニシンの卵の数の子など、多種多様な加工された食品になっています。 もし、写真のような生のニシンを手にいれたら、塩焼や煮付け、照焼きやフライ、 おろして一夜干し後に焼くなどしてご賞味ください。 本当に新鮮なモノは産地で刺身で食べられたりもするそうですが、 脂肪分が多く鮮度が落ちやすい為、一般的にはお勧めできません。 私の周りの小さなお子様には、残念ながら1番不人気な魚なのですが、(骨が多くて嫌がるそうです。) ビタミンA、ビタミンD、IPAやDHAを豊富に含んだ栄養学的に大変優秀な魚ですので、一度お試しください。 最後に一句!! 春告げる 言われているが 雪やまず (詠み人 「雪かきで体が筋肉痛なんだってば。」さん)