【マイナーですが、お勧めです!!(ミズダコの頭)】
こんばんは。 本日は、頭足綱八腕形目マダコ科のミズダコの頭をご紹介します。 正確には頭ではなく、胴の部分にあたるのですが、消費者の方に分かり易くするために頭と呼んでいるようです。 写真は、ミズダコ3匹の頭で総重量が7.4キロありました。(1匹あたり約2.5キロですね。) 以前掲載したミズダコはコチラ この頭は、地域では『ぼっち』や『ドウグ』と呼ぶところもあるそうです。(ドウグは内臓を指す場合もあります。) 同じ頭足綱八腕形目マダコ科のマダコの場合は、サイズがミズダコほど大きくならないこともあって、 頭と足(正確には腕)を切り離さずに販売していますが、ミズダコは切り離しての販売が多く見受けられます。 しかし、産地以外の都市では、足だけの販売が専らだと思います。 皆さんはミズダコの頭はどうしているのだろう?と不思議に思ったことはないでしょうか? 食べ物は嗜好品ですので、難しいのですが、ミズダコの頭は・・・とっても美味しいです。 足と比較しますと、とても柔らかく、味わいが深いです。 食べ方は、ボイルした頭を薄く切ってワサビ醤油で頂く。味噌和えや天ぷらなどにも合います。 近年の青森では、お寿司屋さんや料亭などでも使われおり、寿司ダネとしても定着しつつあります。 そして、お値段はと言いますと、足の半値ほどです。 もし、スーパーなどで見かけたら、お試しください。調理方法によっては、年配の方でも食べられる柔らかさです。 <余談> 私は、ミズダコの頭が個人的にマグロの大トロのようになるのでは?ないかと思っています。 以前も掲載しましたが、マグロは昔赤身だけを食べており、 現在珍重される大トロの部分などは捨てていたそうです。 その捨てていた大トロの部分を経済的に豊では無い方々が食べており、「美味しい」と言っているのが気になった赤身を食べていた経済的に豊な方々が大トロを食べたところ、『これは美味い!!』ということになり、現在のような価値になったと言われています。 そんな日が来るかも?知れないな?っと勝手に考えた今日この頃でした。