【本日は、雑談です。】

おはようございます。 「最近雑談がないぞ！！」というメールを頂戴しました。 数えてみると、９日間掲載しておりませんでした。 それだけ、１０時セリにネタがあったということでして、会社としましては、大変喜ばしいことなのですが・・・。 本日の雑談テーマは『乗車拒否』です。 今から２０年ほど前の冬、優しい上司が学生だったころにハマッていた事は、スキーだったそうです。 冬休みは勿論、スキー三昧で・・・学校が始まった三学期からも、 学校が終ってからナイタースキーに繰り出すほど、のめり込んでいたそうです。 普段であれば、お父さんやお姉さんにスキー場まで車で送ってもらっていたそうなのですが、 その日は、学校の仲間と急遽ナイタースキーに行こうという話になり、学生服のまま 青森駅からバスで３人仲良くスキー場に行きました。（学生ですから、免許も車も持っていません。） （注）優しい上司を含む３名は無類のスキー好きのため、スキー板・ストック・スキー靴・スキーウェアは スキー場のヒュッテに預けていたそうです。（スゴイですよね。） バスがスキー場のフモトに差し掛かり、降りようと思いましたが、 『次は〇〇スキー場前です。』というアナウンスが流れてきません。 ３人ともオカシイな?と思いながらも、若さからか？運転手者さんに質問できませんでした。 そうこうしている内に、バスはスキー場の山頂を目指していました。 なんと、優しい上司達の乗ったバスの路線では、『スキー場前』は、山の山頂だったのです。 （注）つまり、普通ならスキーをする乗客は自分達のスキーセットを持ってバスに乗車するため、バス会社の方も気を利かせて、リフト１回分お得になるように、バスで山頂まで乗客を運ぼうということだと思います。 運賃を払い、山頂で茫然とする真冬に学ラン姿の３人。 自分達のスキーセットがあるヒュッテは、勿論フモトにあるわけでして・・・。 とにかく、一度山から下りないとスキーを楽しむことはできません。 そこで、優しい上司達は、リフトでフモトまで、上るのではなく、下らせてもらおうと考えたのです。 山頂にいるリフト係のお兄さんに『すいませ?ん。リフトで下までおろしてもらえませんか?？』 と真冬に学ラン姿３人がお願いしました・・・が、 スキー場の山頂で学ラン姿はやはり、異様だったらしくリフト係のお兄さんは即答で『ダメッ！！』と、 言い放ち、寒さに凍える学ラン３名は、意を決して急斜面を走って下りようということにしました。 若さに任せて軽快に下り出した学ラン３名でしたが、４秒ほどで足がついてこなくなり、 他のファミリーで来ているスキー客などに、ガッチリ白い目で見られながら・・・、 あっという間に雪山を転がりスキー場のフモトまで転がりつづけたそうです。（怪我は一切無かったそうです。） 皆さん想像してみてください。冬の夜のスキー場に学ランを来た３人組が山頂から走って下って来たと思ったら、 ３人ともスゴイ勢いでフモトまで転がって来るのです。 私は、この３人を形容する言葉をひとつしか知りません。「バカ」ですよね。 そんな３人組は雪まみれになりながらも、ヒュッテに到着し、着替えてしっかりとスキーを楽しんでから、 家路についたそうです。（若いってイイですよね。というか・・・スゴイですね。）