【目を保護しているんです。(ボラ)】

本日は、スズキ目ボラ科のボラのご紹介です。

写真は青森県むつ湾産のボラで、通年漁獲されていますが、旬は秋から冬にかけてとされています。

出世魚でして、標準和名はボラですが、成長過程で、ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと

呼ばれます。

ボラの特徴の一つに、目が脂瞼(しけん)で

覆われているというものがあります。

ボラは高速で泳げるため、目を保護していると

いわれています。

(←目のアップをご覧下さい。)

他にも、体側にウロコに沿った暗黒縦線が

入っていること、胸ビレに濃い青色班が

あることなどが特徴です。

ボラの卵巣は、「カラスミ」という珍味として重宝されています。

身肉は、刺身・塩焼き・フライなどで食されています。