【今朝の競り場にて・大羽イワシ。】

こんにちは。本日は、今朝の競り場の様子を、HPトピックス会員NO1号がリポートします。

今朝は八戸産巻き網の「大羽イワシ」が入荷しておりました。

この太さ…只者じゃあない…早速解体展示です。

腹の中は「真っ白な脂」で満たされております。

醤油はどうした?って…競り前に醤油を出しておくと、一瞬で刺身がなくなってしまうので、直前に出します。

最近は「目利き」の出来る人間が少なくなってきました。自分たちプロの目で見ると、海水温や時季等を

加味して、パッと見で魚の良し悪しを判断できるのですが、それを口で人に伝えるのは難しいものがあります。

実際に下してご覧に入れるのが一番ですね!

頭を取り、腸を取り、手開きで三枚に下し、薄皮を削いで刺身にする直前のイワシ。包丁が脂でべっとり…。

薄皮と身の間は真っ白な脂でビッシリです。

こんなメタボなイワシを食べると、自分もメタボになってしまいそうですが、そこは青魚の脂ですから、

EPAが中性脂肪を抑制する働きがあるそうです。まあ、そんなことは気にしない気にしない!

太ろうが、どうなろうが、私は今夜、このイワシを食します。!(^^)!

手開にきして、気になる骨だけ「骨抜き」で抜き取れば、簡単に刺身が造れます。

イワシ手開きの動画はコチラ