【イボイボしてます。(ケムシカジカ)】
こんにちは。
本日は、カサゴ目ケムシカジカ科のケムシカジカをご紹介します。
写真は青森県陸奥湾産のモノで、一般的な旬は11?2月の寒い時期となります。
東北、石川県以北、ベーリング海の水深50?100mに生息しており、
冬の産卵期には浅瀬にやってきます。
別名のひとつ、「トウベツカジカ」は、北海道当別町で多く漁獲されたことから
そう呼ばれるようになったそうです。
ケムシカジカは皮膚がたるんでいてイボ状の突起物に覆われていること、
頭部にはコブ状の突起物があること、口のまわりに皮弁が多くあることなどが
特徴です。
鍋の底をつつくほど美味しいというところから「ナベコワシ」とも呼ばれていますので、
皮をむいてぶつ切りにしたケムシカジカの身肉・卵・肝臓を入れて、
鍋物・汁物にすると、とても美味しいそうです。