【津軽の食文化。(ホッケ)】
こんにちは。
本日も、カサゴ目アイナメ科ホッケ属のホッケです。
鮮魚担当N氏の住む辺りで20?30年前は、春先に1軒の農家に100箱もの
ホッケがあるのはごく普通のことだったそうです。
脂ののったホッケが獲れる今の時期、ちょうど田植えが忙しくなる前ですので、
ホッケを大量購入して、三枚におろして塩水に漬け、水分をとばすため1か月程
干してから、もち米や米麹を使って2か月程漬け込みます。
そして夏頃には『ホッケの飯ずし』が出来上がります。
ホッケで保存食を作って、食べる事が生活に根付いていたのです。
青森にはホッケを使う料理が多く、すり身にして汁物にしたりもします。
そんな「津軽の食文化」のひとつ、守っていきたいですね。