【本日は、ゴマフグです。】
こんにちは。
本日は、フグ目フグ科のゴマフグをご紹介します。
頭部や体の背面に小さな黒点が密集して胡麻のように見えるのが、特徴です。
大きいものは35センチを超えるモノもいます。(写真は24センチほどです。)
北海道南部以南に生息し、国外では黄海や東シナ海にも分布しています。
卵巣と肝臓に猛毒を、皮膚や胆嚢(たんのう)に強毒を、精巣や筋肉は無毒とされています。
ゴマフグの幼魚?成魚になりかけの個体は、マフグやショウサイフグに大変似ています。
マフグとの見分け方は、胸ビレ上の黒班が不明瞭なのがゴマフグです。
ショウサイフグとの見分け方は、臀ビレが白いのがショウサイフグで、黄色がゴマフグです。
食し方は、刺身や唐揚げ、天ぷらなどですが、他のフグに比べると身質が柔らかいのが特徴です。
フグ目をご紹介する時に、必ず申し上げておりますが、釣り上げたとしても、素人料理は絶対にお辞めください。
皮膚にも毒のある個体ですので、免許をお持ちでない方は、料理をしないようにして下さいね。
最後に一句!!
似てるなら 芸能人の 方がいい (詠み人 「ゴマフグ」さん )