【今日の10時セリ!!(ガザミ)】
こんにちは。
今日は今頃の季節はいつも紹介しているような気がしますが、ワタリガニ科ガザミ属のガザミを紹介します。
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自分としては、ワタリガニ(渡蟹)の呼び方がピンときます。一番下の平たい脚でとても上手に泳ぐそうです。海水浴の季節が近くなってきたせいか、何だか羨ましいかぎりです。
雄雌の見分け方として、裏返したお腹の真ん中が狭いのが雄、広いのが雌ですが、本日水揚げされたワタリガニは一目瞭然です。お腹からはみ出した卵が貼りついています。
ワタリガニは身が少ないため、スープなどのだしに使われることが多いのですが、春から初夏にかけてのメスは旨みが濃厚な最高のカニミソを楽しめます。
また、ワタリガニには貧血や味覚障害予防に有効な亜鉛や銅などが多く含まれ、疲労回復に効果のあるタウリンやアンチエイジング効果の期待されるアスタキサンチン(エビなどにも含まれる赤い色素)など、栄養も豊富です。
ワタリガニは脚にほとんど身はなく、脚の付け根辺りに少々の身と、甲羅側にミソが詰まっているそうです。
そういえば以前ワタリガニのスパゲティを食べた時に、パスタにはカニの甘味と風味があり美味しかったのですが、上に添えられていた脚を食べようとチャレンジしたところ、ほとんど身はありませんでした。
まあ見るからに脚は華奢ですから、しょうがないですね。
最後に一句!!
ワタリガニ スリムな脚は モデル並み(詠み人「夏までに目標マイナス○?!」さん)