【またもや、デカイです。(ハモ)】
おはようございます。 ↑チョッと怖いですよね。
本日の10時セリで上場されました、ウナギ目ハモ科のハモをご紹介します。
私は初めて見ました。と言いますのも、図鑑を見ると、生息地が福島県以南の日本各地、
シナ海・インド洋に分布しているのです。
陸奥湾で漁獲されるのは、珍しいと言う事になります。
全長約160センチ、体重が5キロありました。
右の写真をご覧いただければ、一目瞭然だと思いますが、どう猛そうな面構えで口が非常に大きく、
細長いアゴと発達している歯が特徴です。
名前の由来は、『歯持ち』が訛って「ハモ」となったという説が有力です。
オスは最大でも70センチほどにしか成長せず、メスは10年程掛けて1メートルになると言われています。
最大のものでは2メートルを超えるモノもいるそうです。(ということは、写真はメスだということになりますね。)
近年では国産のハモが減り、アジアから輸入されているモノが多くなってきました。
因みにハモを漢字で書くと『鱧』ですが、中国ですと、ライギョを指すそうです。
長い小骨が多い為、もともと関東以北では、食べる習慣がありませんでした。
しかし、関西地域では、『骨切り』という技術を使い古くからハモを食していたそうです。
(もちろん、最近では関東でも食べられます。)
上記の骨切りは1寸(約3センチ)の間に24回包丁を入れるのが理想とされている技術で、習熟が必要です。
食し方ですが、天ぷら・照焼き・鮨ダネ・しゃぶしゃぶ・高級ちくわなどの原料・湯引きなどがありますが、家庭で食すというよりは、お店で召し上がる機会が多いかと思います。
ぷりっぷりの食感、上品な脂がありながらも、味わいはタンパクで大変美味です。
これからが旬ですので、ぜひお試しください。
明日は、弊社お休みです。お間違いのないように・・・。