【売り場で目に留まったモノ。(さらしクジラ)】

おはようございます。

本日は、『さらしクジラ』をご紹介します。

この商品は、クジラの尾ヒレを薄くスライスしたモノを脂肪が付いたまま表皮に熱湯をかけ、冷水でさらし、塩漬けしたものです。

西日本地域では『オバケ・オバ(ユ)キ・チヂクリ』などと呼ぶ地域もあります。

クジラは食物をヒゲで、ろ過して食べる鬚鯨亜目(ヒゲクジラ)と

イカやタコ、魚類を食べる歯鯨亜目(ハクジラ)の二種に分かれています。

その中のヒゲクジラである、ミンク鯨・イワシ鯨・ニタリ鯨などで作る『さらしクジラ』が良品とされ、お高いです。

食し方は酢味噌を付けて食べるのが一般的です。(キュウリを添えたりもします。)

シャキシャキッとした歯ざわりと見た目に清涼感があり、珍味とされています。

お酒のおつまみとして、人気があります。

哺乳類の中で最大なのが、鬚鯨亜目のシロナガスクジラであり、体長が25?30メートル 

体重100?120トンあるそうです。潮吹きする高さが10メートルほどだと言われています。

鬚鯨亜目の中で1番小さいとされるミンククジラでも、

体長は7?10メートルほどで、体重は4?7トンあるそうです。

ヒゲクジラ類はオキアミを主に食べていますが、

南極海に生息するミンククジラは1日間で240?370kgのオキアミを消費すると推定されています。

あの小さなオキアミを1日で400キロ弱食べるには時間がかなり掛かりそうな気がします。

因みに、魚類で最大なのは、ジンベエザメです。全長12メートルほどになるそうです。

最後に一句!!

これ撮って 時計を見たら もう9時ら (詠み人 弊社鮮魚第2部W氏)