【本日はガニ!!(ケガニ)】

おはようございます。

本日は十脚目クリガニ科のケガニをご紹介します。

「タラバガニ」、「ズワイガニ」、「ケガニ」が三大蟹と云われていて、よく通(つう)の人達にはケガニが一番人気だと言われています。

その理由は、他のカニと比べて、カニ肉の甘味とカニ味噌に何ともいえない旨さがあるということらしいです。

さて、写真のカニのように泡を吹いているモノをご覧になったことがあると思います。

(絵本に出てくるカニは総じて泡を吹いている気がします。)

実はこの泡はカニにとっては大変な事態なのです。

カニが陸上に上げられてもかなり長い時間平気でいられるのは、エラが海綿のように水を多く含んでいるためです。しかし、時間が経つにつれてエラが渇き、呼吸が苦しくなってきます。

そのため、エラのベタついた水に空気が混じって小さな泡となり、口の周りの呼吸孔からブクブクと泡が吹き出す、ということなのだそうです。

<余談>

タイトルで『本日はガニ!!』と書いてあるとおり、青森では「カニ」のことを「ガニ」と言います。

何故なのかは方言ですとしか言いようがないのですが・・・いろいろな種類のカニを調べて分かったことは、

全て「?ガニ」という正式名称だということです。

つまり、タラバガニ・ズワイガニ・ケガニ・トゲクリガニ・クリガニ・タカアシガニ・クモガニ・アサヒガニ・アブラガニ・ハナサキガニ・イバラガニ・イチョウガニ・ワタリガニ・イシガニ・イワガニ etc。

↑のことから考えると、「カニ」ではなく、「ガニ」と言った方が正しいような気がしてきました。

(他のモノで例えると、『エビ』を『エヒ』と言っているようなものですよね。)

最後に一句!!

痛そうだ ケガニで頭 殴られたら (詠み人 「食べ物を武器にしちゃ、いけないよね」さん)