【本日も雑談 つづき・・・。】

おはようございます。本日は、昨日の続きです。

パトカーはサイレンをかき鳴らしながら、私達の目の前で停まり、勢いよくパトカーから一人警察官の方が出て来ました。

出てくるなり、「通報してくれたのはどなた?」「この人、(倒れている男性)意識ある?」「あなた達、この現場、動かしました?」と怒涛の質問攻め。

「通報したのは私です。」と年上の男性。「意識ないみたいです。救急車はまだですか?」と私が答えました。「救急車は今きます。この車両と男性の方動かしました?」と重ねて質問されました。「意識ない人を動かしちゃいけないって、何かで見た気がしたんで・・・、この人大丈夫なんでしょうかね?」と私は聞き返しました。

そこで、警察の方も質問を中断し、声を掛け始めました。「もし、も?し、○○警察署のものですが、わかりますか?もし、も?し。」倒れている男性の方からの返答はなく・・・。

私は早くこの場から離れ、部屋でゲームに興じたいと思っていました。(とにかく逃げ出したかったんです。)

返答が無く、警察の方も諦め掛けた時に救急車が到着しました。

救急隊の方がテキパキとした動きで倒れている男性に向かい、意識があるのか確かめようとしたその時に「ん、ごぉ?。ごぉ?」と倒れている男性から大きなイビキが聞こえました。『寝てる??』と一瞬思いましたが、あんなに耳元で呼びかけても応答が無かったのに、寝てるなんてありえないよな。と考え直しました。

それに、何かで脳に異常があったときに、大きなイビキをかくって聞いたことがあるし・・・。

隊員の方が、「もしもし、ちょっと、あなた」と大きく何度も身体を揺さぶった時に、倒れていた男性は目を開けずに、「ちょ、ちょっと、うるさい。」と言いました。私は生きてて良かったと安堵しました。が・・・、次の瞬間!!

「あれ?!お宅さん、お酒の臭いするね?、随分飲んでんじゃない?」と隊員さん。その言葉に素早く反応する警察の方。

今度は、隊員さんと警察の方が倒れていた男性を質問攻めにしていました。

警察の方が「あなた、お酒飲んで寝ながら運転してたの?事故にあったの??」と聞くと、倒れていた男性は目を見開き、状況を把握したのか「酒は飲んでないし、事故にも遭っていません。帰ります。」と帰ろうとして立ち上がろうとします。

私と年上の男性は「へ?」というような顔をして見つめ合っていました。

(多分、同じ事を考えていたのだと思います。)

『ええ、えーー!!寝てただけ?。この寒空にアスファルトでぇ。しかも酒飲んでるし。』と私は愕然としました。

私は、酒飲んで、バイク運転して、自損事故起して、そのまま寝ていた男性のために後続車に轢かれないように立っていたのかと考えたら、すごく落ち込みました。

年末は、何かとお酒のお誘いが多い季節柄ですが、「飲んだら、乗るな!!」ですよね。