【本日は雑談です。】
おはようございます。
本日は、6・7年前に経験したことをご紹介します。
ある日、待ち合わせ場所で友人に約束をすっぽかされてしまい。とってもヒマだった私は、アンケートのおばさまに声を掛けられました。以前からこのおばさまが何回かアンケートを通行人に求めているところを見ていたのですが
どうせ予定は無くなったし、騙されてもいいかなという気持ちでアンケートに答えることにしました。
そのおばさまは、今時間があるのかを私に聞き、次に成人しているかどうかを聞き、最後にアンケートに協力すると謝礼金をだすと言いました。私は『謝礼金??10分ぐらい一緒にいて質問に答えるだけでお金が貰えるなんて、そんなうまい話はない。』と断ろうと思いましたが、断ってもやることがないし、やばくなったら逃げればいいかという気持ちでおばさまの話を聞きました。
その日は、あるメーカーが新しいウイスキーを発売するにあたり試飲後、質問に答えてくれると謝礼金を出すというものでした。(謝礼金は1000円です。)
お酒を飲んでお金がもらえるだなんて夢のような話だなと思いました。
(心の中ではお金を貰ったとしても家に帰るまでは安心できないなと思っていました。)
おばさまの後ろをついて雑居ビルの3階へとエレベーターで連れていかれました。
この時は、いつでも逃げられるようにと、非常階段の位置などを頭に叩き込んでおきました。
3階につくと広い会場に細かくパーテーションで区切られた、企業説明会のブースのようなところにおばさまとアンケートに答えている若い方達が数十組いました。
会場が広いのにも驚きましたが、これだけのアンケートをとるおばさまがいる事に驚きました。
ブースの席に着くと、ウイスキーのボトルを見せられ(すごく有名なお酒でした。)デザインはどうですか?とか、このお酒を知っていますか?などの質問をされました。
私は、友人に約束をすっぽかされて、若干イライラしていたので、早くお酒が飲めないかな?と思っていました。
約15くらいの質問に答えると、やっとこ小さな紙コップにウイスキーが注がれました。
おばさまが「それでは、お味をた・・」と、全て言い終わる前に、私は飲み干しました。
おばさまが「あらあら?、飲む前に香りを確かめて欲しかったのよー。」
というので、「それじゃ、もう一杯ください。」と私が言うと、「今度は、香りを楽しんでから、少し口に・・・」とまたしても、おばさまが言い終わる前に、香りを確かめてから飲み干してしまいました。
「空気を口に含みながら、ワインのテイスティングみたいに飲んで欲しかったのよ。」とおばさま。
「早く言ってくださいよ。」と私。
流石にもう一杯、出てくることはなく。
謝礼金を頂いて雑居ビルを出ました。暫くは追手がいないか背後に気をつけながら歩きましたが、誰も尾行していないことを確認して、家路に着きました。(小心者なので・・。)